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夏の日記

インフォームドコンセント

7月15日(金)NHK「にんげんドキュメント」の放送を見ました。
今回の放送はセカンドオピニオンについてのもので
共鳴させられる事が多くありました。
今回は母が進行性の大腸がんの手術を受けたばかりという事もあって
一方ならぬ思いで番組を見ていたと思います。


言葉を尽くし、医を尽くす~セカンドオピニオン相談室の日々~
なるタイトルが付いていました。

九州の外科医の杉町圭蔵先生とおっしゃる方で
無料で相談に応じているのであります。
患者さんや患者の家族の方なんかが頻繁に相談に来られているようで
切実な相談を受けているのです。

その相談や患者さんや家族の方の心痛は
先日私の心痛と同じもので他人事には捉えることが出来ませんでした。
患者さんや家族は病気だけを病んでいるのではなく
心も同じように病んでいると言う事を
どれだけのドクター達が理解しているのかなぁと思いました。
番組のなかでいろいろな相談を紹介していたのですが
どの相談者の方もドクターの優しさが必要なのだ、
一語一語を選んで話して欲しいのだ、
そんな事を感じながら見ていました。
インフォームドコンセントのあり方も
その姿勢を現在は問われるようになって行くことでしょう。
余命を告げられた患者の気持ちや家族の気持ち
もっともっと相手に対する対処法、
話法をドクターも学ぶべきだと思いました。

今回私の場合は、当たってくれたスタッフ陣がこちら側の
意を汲み取ってくれたのでかなり良かったと思います。
不満な部分もありましたが、この番組を見ている限りでは
私の母がお世話になった病院はかなり誠意をもって
当たってくれたのがよくわかりました。
by beekana | 2005-07-16 14:25 | 日記
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profile: 仙台生まれ      ダイビング暦8年       仙台にて不動産業を営む   コメント:海の中の話、陸の話し、女心は難しいのだ。

by beekana
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